こんにちは!takamintです!今回は車の運転に関する内容で、そんな事無いだろ!って思う内容を書いてみようと思います。もちろん知っている人は知っていますが、初心者マークの方や、免許は有ってもそこまで運転しない人に知ってて欲しい内容です。
目次
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近年完全に主流になっているのがオートマチック車(以後オートマ車)ですが、私が免許を取ったのがかれこれ20数年前。オートマ車も有りましたが、オートマ限定で免許を持っているって結構馬鹿にされていた様です。私の場合は、仕事でも使用しますのでミッション車を持っている事が必須だった訳ですが、もちろんオートマ限定なんて考えてもいませんでした。
現在オートマ限定の方の方が多いと思いますが、だからこそ知っておきたい現象をお伝えします。
マニュアル車を運転した事がある人なら当然わかる内容ですが、クラッチを切ってブレーキを離すともちろん坂道ならバックします。
ところがオートマ車は基本的な坂道で有れば下がる事なく止まるか進みますよね?
クリープ現象が起きオートマ車は前に進む現象が起こる為です。
したがって、坂道発進はオートマ車が圧倒的に楽な訳です。ブレーキ外しても勝手にバックしませんからね。
ミッション車でも、クラッチの切り方を上手くすれば、ブレーキ無しで半分クラッチを切る事で車が静止します。今回は関係ないですけどね。
それでは本題です。
オートマ車を運転するのに何を知っておくと大変助かるのか?
それは、オートマ車でも勝手にバックする状況があるって事です。
実際経験した方も多いと思いますし、バックするなんて思っていなければかなり焦りますし、状況によっては事故に繋がります。
では、それはどんな状況でバックしてしまうのか?
それは、限度を超えた坂道ではオートマ車でもブレーキを離すとバックしてしまうのです。
当然の様ですが、実際経験の浅い初心者や休日ドライバーの方々は知らない(経験した事ない)人が多いのではないでしょうか?
実際、大阪にある酷道暗峠をハイキング中に、初心者と思われる方が車のすれ違いが出来ない状況と急勾配で焦ったのか、バックしてしまい(真相はわかりませんが)、後ろで停まっていたバイクと衝突。
幸い怪我等はなかったのですが、バイクの前方泥除け?が粉砕。
なんともバイクの方には不運な事故でした。
この様な急勾配での車の挙動がどの様になってしまうのか?またどの様に対処すれば良いのか?
こちらを書いておきます。
とは言え、実際の状況によって条件が違うので、出来るだけそんな急勾配の場所に行かない事が一番です。そう思っておいてくださいね。
オートマ車は急勾配でどの様に動くのか?
では、オートマ車が急勾配でどの様に動くかを簡単に説明します。
まずは、ブレーキを外した場合、まず間違いなく車はバックしてしまうと思って下さい。
シフトレバーをD(ドライブ)に入れた状態でもバックすると思われますので、安易にブレーキを外さない事!
だからと言って、アクセルを踏むにしてもブレーキもアクセルも右足な訳ですから、瞬時にブレーキを外しアクセルを踏み込む。
こういった対応が考えられます。
っが、しかし!この対応は結構危険なのです。
一瞬の動作ですから、ソフトタッチでアクセルを踏む事なんて出来ません。その為、アクセルは目一杯踏み込む事になるでしょう。
そうすると、わかると思いますが、急加速かまたはタイヤの空転を起こしスリップ。
なんて事になってしまいます。
坂道発進のコツ!
そこでどの様にするか?
そちらを説明します。
まずは前進したい場合
意外と簡単な方法なのですが、多分知らない人も多いと思います。
まずはブレーキを離さない事。当然なのですが、先程言った通り、ブレーキを外すとバックしてしまう。訳ですから、外す訳には行きません。
そこで、ブレーキを踏んだままアクセルも踏むのです。
平地の運転で有ればまず行うことの無い動作ですが、坂道を安全に、かつ簡単に発進する方法はコレが1番です。
コツは、ブレーキがかかっている状態でアクセルを踏むと、車が前に行こうと力が入ります。前に進む感じ。
その様な感覚になるまでゆっくりアクセルを踏んでいきます。決して急に踏み込まない様に。
前にググッと進む感じが出れば、そっとブレーキを外してみましょう。
するとゆっくり前進または停止します。
言い忘れましたが、ブレーキは左足で踏み込み、アクセルは右足ですよw
決して両方右足では御座いませんので注意して下さい。
この様に動かす事で、後ろにピタッと車やバイクなどがいた場合に、後ろに下がってしまいぶつかる!っと言う事を防げます。
何度も言いますが、全ての動作は焦らずゆっくりが基本です。
坂道発進の手順
①右足でブレーキ。
②右足でブレーキを踏んだまま左足でもブレーキを踏む。
③右足をブレーキから外す。
④左足でブレーキ。
⑤左足でブレーキを踏んだまま右足でアクセル。
⑥ググッと来たら、ゆっくり左足のブレーキを外す。
以上!
坂道バックの方法
次は、対向車が来てしまい、バックが必要な場合。
こちらは簡単です。
基本やらない方がいいのが、Dのままバックさせる方法。先程の通り、Dでもバックしてしまうので、シフトレバーを変えないままバックするのはやめておきましょう。車によくないです。多分。
この時は、シフトレバーをR(バック)に入れてゆっくり右足のブレーキを外す。
アクセルを踏む必要は一切有りませんので、ブレーキのみに集中しましょう。
オートマ車はRでもクリープ現象が発生して、勝手にバックしていきます。ですので、坂道であれば、ブレーキを外すだけでバックして行きますのでブレーキ操作のみで大丈夫です。
後は平地と何ら変わりませんので、気を付けてハンドル操作するだけです。
こちらは全身よりもゆっくり確実に操作しましょう。
前進する方法は、平地でも練習出来ますので、どんな感じで動くのか、確認してみると良いですよ!
もちろん周りに人や車がいない事を前提にし、十分安全に配慮しながら、自己責任にて行って下さいね!
もしもの時のために、一度でも経験すると良いかもしれません!
最後に
今回の内容は、実際に筆者の経験上の対処法になっております。その為、その他の方々の方法もあると思われます。この内容を鵜呑みにしないで、日々の運転技術を向上させ、危険なドライブにならない様に注意しましょう。
暗峠で事故った車は、若い子のカップルでしたので、男の子が運転して彼女を乗せて有名スポットへ!って感じだったんでしょうけど、最悪のドライブになっちゃいましたね〜。
まずは興味本位で危険な場所に立ち入らない。コレが1番の対処法です。
行くにしても、どんな場所なのか?どの様な危険が有りそうか?などをある程度把握した上で行くなら行ってみましょうね!
酷道の先には考えられない絶景が!って事もありますもんね!
それではご安全に〜!