以前から思っていましたが、なかなか実行に移す事が出来なかった『大普賢岳』からの周回コース。ようやく天候に恵まれて実行に移したものの、現実は…
登山を始めて間もない頃、仲間達と遭難仕掛けたこの場所。奈良県にある『大普賢岳』
強烈な高度感を味わえる山なのは、以前登っているので分かっています。
今年2019年のゴールデンウィークには、西日本最高峰の石鎚山へ登る予定を立てているため、その前に練習を兼ねて出動です!
先にも書きましたが、以前この山で遭難仕掛けた過去がありまして(^_^;)
詳しくはこちら。
苦い過去があるのですが、この山『大普賢岳』を制覇しなければって思っていました。
時期的にも同じくらいの時期でしたので、装備は以前と同じような感じで、1人なのでのんびり行こうか!
って感じに気楽に考えていました。
あの時は、登山開始が約8時過ぎだったので、今回は6時半位に到着です。
小屋に入り、駐車場料金の1,000円を払ってから、周回コースの状況でも聞いておこうか。って入ってみると、まだシャッターが閉まったまま。
参ったなぁ〜って思いつつも、料金は後払いで、登山届けはいつもの様にネットで登録。
前回は、ヒュッテの受付で結構ガッツリコースやメンバーなど聞かれたので今回も同じだと思っていたのですが(^_^;)
まぁこんな事も有るんですね(^_^;)
だからと言って、登山届けを出さないまま登るのは絶対に辞めましょうね!
本当に簡単ですから!
それでは準備してスタート開始です!
今日は本当にビックリするほどいい天気!
霞も少なめで結構見晴らしも良い感じ!
テンションも上がって行きますよね!
もちろんトイレは途中に無いので、済ませてから登ります。利用料は100円です。
キチンと払いましょうね!
トイレを済ませばいよいよスタート!
トイレの側にある階段?を登って行きます。
この和佐又ヒュッテはテント場が、小屋横と少し上にもう一つ。
かなり大きなテント場です。
テントを張って、次の日登るってのも良いですよね!
しかし今回の所は1張も無かったですが(^_^;)
まだ肌寒いですもんね。
そんな事を考えつつ、前回登った時の事を思い出しつつ登ります。
適度な緊張とワクワク感がたまりませんね!
時折見せる大峰山の山々がとっても綺麗に見えています。
見れば見るほどワクワク感が止まりませんね(´∀`)
体力がある訳では無いので非常にユックリ進んでいきます。
もちろん写真を撮りながらなので、更に時間が掛かります。
とは言え、ユックリ進んで体力を温存しておかないと後々大変なことになってしまうので、急ぐのは禁物。
急ぎたくなるのを我慢しつつ登って行きますよ〜!
あぁ〜!ここ通ったなぁ!って考えながらどんどん進んでいくのですが、やはりこの階段。
大普賢岳のシンボルみたいな感じに私は思ってしまいます(^_^;)
しかし、初めて登った時は正直言って非常に恐怖を感じましたね〜(^_^;)
初めて登った大普賢岳の前に、2つほど山を登りましたが、その山が『大和葛城山』と『金剛山』ですからねぇ(^_^;)
今思えば、ハイキングから急に強烈な登山になったんですもんね(*´Д`*)ソリャ危険な目にも合うか(^_^;)
なんて考えつつある程度慣れたものでどんどん高度を上げて行きます!
その途中に、来ました『石ノ鼻』!
前は確か霧がかかって全く展望が効きませんでした。しかし今回はコレです!
絶景かな絶景かな(´∀`)
昔の自分ならココに立つ事すら出来なかったかも。もちろん恐怖で。
今となってはひょいひょいっと登って景色を見る事が出来るようになりました。
写真も撮ったし、さてもう一踏ん張り登ろうか!って階段を越えた後、ん?
残雪?
しかも結構面倒な感じに張り付いています。
この辺りから、まずい感じに。
残雪はどんどん増えて、足が埋もれるなら良かったのですが、結構な感じで凍ってる。
気を抜くと間違いなく滑って谷底です。
しかも、全く予想していなかったので、アイゼンなんて持って来てません。
今回の敗因は正にコレ。
事前の情報収集が全くなってなかった。
全くの思い込みで、雪なんて谷底に少しあるくらい?って。そもそも雪の存在は頭に無かったですが。
もしかしたら、ココだけかも?って思いながらもう少し進んでみました。
そしてカーブを曲がった所で絶句。
完全に山道がアイスバーン!!
ココで心が折れましたね。
って言うか、引き返して良かったと思います。
情けない!って言われるかも知れませんが、これはこれで大いなる経験です。
仕方ありません。
凄く。凄く!悔しいですが。
後から気付いたのですが、和佐又ヒュッテの方がUPしているFacebookに、少し前の雪が載っていました。
キチンと確認していけば、アイゼンを準備していたかも知れませんし、大普賢岳は今回の登山に選ばなかったかも知れません。
しかし何を言っても後の祭り。
自分の調査不足でした。
つくづく事前の確認が必要だって思い知らされた登山でしたし、登山を始めてから、今回まで、山頂に立てなかったのは今日が初めてです。
いつか必ず再度リベンジする事を誓って帰路につきました(´∀`)
このブログを見て下さった方も、私の失敗を見て参考にして下さいね!
それではまたぁ〜!