登山初心者。最大の危機!遭難しかけたリアルな話!

こんにちは(´∀`)takamintです!
今回は、登山を始めて数ヶ月の私が経験した、1歩間違えればリアルに遭難しかけた話を、情けない事では有りますが書いて行きたいと思います(^_^;)

あの日は(2017年5月頃)登山を始めて数回山を登ったところで、高ランクの山に挑戦しよう!って事で奈良県の大普賢岳へ挑戦です。

Google map 大普賢岳

大普賢岳へ登り、ピストンで下山で有れば意外と難しくない山なのかもしれません。そもそも自分達の登山レベルがある程度有れば、正直問題無いレベルだったのかも知れません。

無知故の行動だったと今更ながら反省です。

山と高原地図アプリより

コースとしては、和佐又ヒュッテより大普賢岳へ登りそのまま七曜岳を経由して無双洞への周回コース。(紫色のコースです)

Google map七曜岳

上級、中級の方々で有れば大した道のりでは無いのでしょうけれど、私達は始めたばかりの初心者。考えが甘かった。

この日の天候は、晴れ曇りで雨は降っていませんでした。大普賢岳迄の道のりは今までの山とは違い、急角度の階段や鎖場の連続で、正直私は楽しんでいましたよ。

大普賢岳では雲の中で完全に展望なし!残念ですが仕方ないっと次の目的地の、国見岳へ。こちらはあまり印象に残っていないです。確か通りはしましたが、道をそれて登るので、まぁいいかって登頂しなかったんだと思います。

そのまま進んで稚児泊?地図では七曜岳と国見岳の間にある少し開けたテント場で、昼食です。仲間の一人が膝の不調を訴えていたので、長めの休憩です。

因みにここでカメラのバッテリーが切れてしまうと言うトラブル発生。この頃から不穏な空気が漂っていたのかも知れませんね〜(^_^;)

1時間とは言いませんが、40〜50分程休んでいました。出発する前に取り敢えず、調子を確認。行けるよ!って事なので出発です。

しばらく歩き、七曜岳へ到着の頃には、先程の膝不調の仲間のペースが落ち、更にはもう一人も膝が(^_^;)

そんな感じでは有りますが、これからの道は下り。下りはするものの、アップダウンはそこまで無いだろうと判断し、そのまま無双洞へ向かいます。

Google map 無双洞

その道のり、かなりの急勾配での下り。更には鎖場。ロープ。砕けた階段。道が斜面で滑る滑る!

今までのレベルとは明らかに違い、想像を絶する物でした。そんな中を言ってしまえば怪我人を連れて歩いている様な物。

ペースが圧倒的に落ちてしまい、無双洞を越えたあたりで少し暗くなってくる。この日は偶然なのか?そもそもそんなものなのか?分かりませんが、19時位まで薄明かりが有り、ある程度の時間は足元が確認出来ました。(霧が発生して太陽光を乱反射していたから?かも知れません。)

私達数名(6人の内3人)はヘッドライト持参。その他はヘッドライトも無い状態。疲労もピークに達したところに暗闇が迫ってくる。

全員がヘッドライトを持っていなかったので、持っている人が持っていない人を挟む形で、ゆっくりゆっくり進んで行きます。

雨も降り始め、この時私が最後尾。前は1番始めに膝の不調を訴えた仲間。1歩進むのも辛うじてって感じです。その時の恐怖ったら(^_^;)

その恐怖って、自分じゃ無いんです。前を歩いてる仲間が、急に滑り落ちるんではないか?とか。自分では無く人の事が心配で(^_^;)

20時を回った頃、ようやく見覚えがある、和佐又のコルへ到着!気温も下がり、雨も降る中では有りましたが、最後の小休憩。

後は少し下れば到着です。最後の階段に差し掛かった頃、ゆっくりでは有りますが人工の灯りが見え始め、ここらでようやく助かったぁ〜って思いましたね(^_^;)

っとなんとか下山。完全にミスった行程でした。が、その経験を振り返ります。それが今後こういう事にならないように繋がると思いますので。

まず計画。
行程時間が計画より余りにもずれてしまっていた事について。体力不足に尽きると思います。通常で有れば、8時間かそこらで回れるコースである事。を考えると、完全に体力レベルが合っていない。

出発時刻が遅すぎた?
この日はなんだかんだで出発が8時頃だったと思います。もっと早い時間からで有れば、少しは余裕も出てきたかも?

装備について!
初歩的なミス。全員が持つべきものを持っていなかった。この事が危険を更に増す結果に繋がったと思われます。

最終的には下山出来たけど…
こればっかりはなんとも言えません。下山出来たなら良かったのか、そもそも暗くなった時点で留まるべきだったのか?セオリーからすると、留まるべきだったのかも知れません。これも経験不足からでしょうね〜(^_^;)

他にも多数有るとは思いますが、こんな経験もしたんです(^_^;)それからですかね?余計な装備?って思っても、水を大目に持ったり、ヘッドライトの予備を持ったり、携帯のモバイルバッテリーの容量が大きいものを買ったり。

あんな風に恐怖を克服するために、ナイトハイク を敢行したりと(´∀`)万が一に備えてって言うのは言い過ぎですし、遭難するものはするかも知れません。しかし出来るだけの事をしておけば、遭難の確率は随分低くなるもので有る!って思います。今回は無事で良かったですが、何が有るか分かりません。

そうならないように、ここまで見て頂いた方には十分注意して計画から自分のレベルまでを考慮しつつ、登山を楽しんでもらいたいと思いますよ(´∀`)

この経験が少しでも役に立てば良いのですが(^_^;)
それではまた〜(´∀`)

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