こんにちは!takamintです!
今回は以前周ったことのある山『大普賢岳』へリベンジ登山へ行ってきました!1度目は遭難しかかったり、2回目残雪に阻まれたり。なかなか曰く付きの山なのです。
もちろん大普賢岳には1度登頂しているのですが、問題は周回コース。
この周回コースが曲者で、初登頂後の周回コースでパーティー全体が遭難しかけた経験があるのです…
さてさて、今回はどんな登山になったか、話を進めて行きましょう!
実行日は2020年8月9日。
数日に渡って猛暑日続き。
そんななかでは有りますが、天候良く暑い以外は好条件で絶好の山日和です。
前日の夜に山の近くにある道の駅で車中泊をして、早朝6時には和佐又ヒュッテに到着。ここで一つ問題が…
ヒュッテが工事中で駐車場が無い!
と言うか、停められない。
仕方なく、少し下った場所に設けてある臨時駐車まで車で戻り、準備を整え出発です。
臨時駐車場からヒュッテまで、おおよそ15分程度アスファルトの路面を登ります。
トイレの場所がどこにあるかは知っており、多分シャッターが閉まっているけど使用可能な事も分かっています。
トイレを使わせてもらって、いざ出発。
大普賢岳は鉄梯子や鎖場、ロープなどが有名な山なのでグローブが必須です。無いと少々痛い目を見るかも…
登り初めは急登もなく、森の中をゆったりと歩く感じ。
早朝の森の中なので、かなり気持ちがいい。
真夏なのですが、秋の早朝の様な気持ち良さが身体を包みます。
和佐又山のコルへ程なくして到着し、ここからが大普賢岳への出発地点。
と同時に、周回コースの到着地点でもある分岐です。
どの様な山行になるか、気分が高揚しつつも一人で進むシングルハイクへの不安。なんと言っても遭難しかけたコースですからもちろんドキドキです。
この山は、先程少し書きましたが、『鉄梯子』が大普賢岳山頂まで幾度どなく続き、体力を奪い、脚の筋力を奪います。
また、かなりの高度感がありスリルは満点です。っと言っても登りよりも下の方が怖いかも知れませんが。
大きな洞窟?岩場?を幾度となく通り過ぎて、問題の梯子や鎖場が登場します。後々描いて行きますが、この程度の鎖場はただの鎖の補助がある。位なものですので…
急角度の鉄梯子どんどん登り高度を上げて行きます。
この辺りになると、尾根道となり、とっても気持ちの良い風が抜けて行きます。思わず一人ごと『気持ちいぃ〜』を何度も言いながらグングン登ります。
登りながら、ふと初めて登ったこの山の記憶が思い出され、あの時の恐怖感と言ったら…
私実は、高所恐怖症でして…でした?の方が良いのかな?
今となっては余り気にせず登っていますが、当時は恐怖以外の何者でもなかったです。
だって、80°位の壁を梯子で登っって行くわけです。その下ははるか谷底。
慣れなければ恐怖ですよね。とは言っても、そこまで展望が良くないので周りを見なければ多分大丈夫かと。多分ですよ?多分…
一つ目のピークを登り切ったら今度は下り。
足場が悪いので注意しなければ落石などを起こしてしまいますし、自分が滑落の危険もあります。注意しながら下り、その後はスグに急登が始まります。
多分、日本岳を過ぎて、大普賢岳の本体を見るときに思う事。
コレ登るの?
そんな風にきっと思うはずです。
なんと言っても山の角度が。
そんな風に恐怖心を煽りますけど、実際に登ると思った程ヤバくは無いですからご安心を。
もちろん捉え方は人それぞれですけどw
登に連れて、恐怖よりも疲労感が勝りとにかく早く着かないかと。
程なくして山頂に登頂します。
山頂は狭くて(別に尖っている訳では無いです)場合によってはゆっくり出来ないかも知れません。
今回は朝早かったのもあり、ヒュッテが工事中と言う事もあり。
そもそも人出が少なかった見たいです。
ここまで大体2時間位。コースタイムより少しだけ速い。そんな程度です。もちろん疲れていますので、木陰に入り小休憩。
ここからの眺めはなかなかのものです。もちろん展望のある山々はどこも素晴らしいですが。少し湿度が高いのか、霞が掛かって少し残念ではありますが何度見ても、どの山の山頂もたまりませんね!
休憩を終えて今度は七曜岳方向へ進みます。